ママハハと台湾スイーツ店「Meet Fresh」で、
仙草というデザートを注文。
私は小豆・ピーナッツ・タピオカの、ママハハは緑豆・ハト麦・タピオカのトッピング。
プチプチした食感のタピオカ、甘い小豆やピーナッツ、
そして弾力のある仙草のゼリーが美味しい。
以前、同店で食べた豆花も美味しかったが、
仙草も私の好きな感じの味と食感。
大満足だった。
「仙草」というゼリーは、「仙草」というシソ科のハーブから出来ているらしい。
仙草は七夕伝説の織姫が地上に降りた際、鳳凰山に植えたとされるもの。
7月7日の七夕には、冬瓜とともに仙草を食べるそうだ。
…七夕?
ちなみに、私が大学の卒業論文のテーマが「西王母」という不死をつかさどる神であった。
神話の神々や様々なものが刻まれた「画像石」に西王母もあらわされている。
(画像石は祠堂・墳墓の石材に使われ、漢代に流行した。
死後の世界をあらわしたとされる)
西王母は不死の薬や長寿の桃を所有しているとされ、
また七夕伝説の織姫とも関連のある神であった。
これは山東省出土の漢代画像石、よく見ると…
玉兎・蟾蜍(せんじょ、ひきがえるの事)は西王母の眷属。
両者の間には草のようなものが生えている。
これは…仙草?
ちなみにこれも山東省出土の漢代画像石。
西王母と思しき人物が画面上部に座っており、
その手に持つのは…
草だろうか?
解説分によると「畫面上部爲西王母手執羽根状物坐于雲座上」
この「羽根状物」って…もしかして「仙草」?
西王母と七夕は古くから関連があったのかもしれない。
もっと早くに気が付いたらよかったのに…
・・・ここまで書いていてママハハに「あんたおたく?」と言われた。
やっちまった・・・・私はただ「仙草」の事を卒業論文の時にもっとやっておけば・・・と言いたかっただけなのだ。
またしても、やっちまったな・・・私。