今こそあの単語を! PART4

※2022年6月1日追記 ページ内リンクをつけてみました

4年前の事、アイちゃんの具合が悪く血液検査を行った時。

私は結果が理解できず、検査項目の単語について調べた事があった↓

1回目の投稿→ALB、ALKP、ALT、ASTについて

※2022年6月1日追記 ページ内リンクをつけてみました アイちゃんの血液検査の結果などを見せて頂くものの、分...

2回目の投稿→CREA、GROB、GLU、TPについて

※2022年6月1日追記 ページ内リンクをつけてみました PART1 ↓に続いて、血液検査の結果項目について調...

3回目の投稿→HCT、HGB、MCHC、WBCについて

※2022年6月1日追記 ページ内リンクをつけてみました 前回に続いて、血液検査の項目について調べる事に。 ...

2つ目の記事をまとめた後日、ママハハから検査項目の表をもらった。

それでも調べてまとめていたものの、途中で止まってしまっていた。

(検査項目の簡単な説明が出てます)↓

アイちゃんの事があって、ママハハが他の子達の血液検査・エコー検査に通っていた。 その際にこんなものがある事が発覚。 ...

最近になって、ふとそんな事を思い出した。

これも何かの機会かもしれない。

他の項目も一度は自分で調べてまとめてみよう。

自分の覚え書として。

上の表をもとに、まだ調べていない項目についてまとめてみた。

(前置きが長くなってごめんなさい)

(クリックすると移動出来ます)

AMYL

BUN

Ca²⁺

参考サイト

AMYL

アミラーゼ(英:amylase)。デンプン(糖)を分解する消化酵素の1つ。

膵臓、唾液腺、耳下腺から分泌される。

AMYLは血液を回って、腎臓でろ過され、尿中に排出される。

その為、血液検査だけでなく、尿検査でもAMYLの値が分かるみたいだ。

AMYLが高い場合、膵臓に異常があれば、急性膵炎、慢性膵炎、膵がん、膵嚢腫。

唾液腺や耳下腺の異常なら、唾石症や耳下腺炎。

腎臓だと慢性腎不全などの疑いがあるらしい。

AMYLが低い場合には、膵臓だと慢性膵炎の末期の疑いがあるらしい。

BUN

血清尿素窒素(英:blood urea nitrogen)。

参考サイトによると「蛋白質が利用された後にできる残りかす」の事。

タンパク質を分解してアンモニアが生じる

→肝臓がアンモニアを無毒な尿素に変える

→尿素は腎臓を通して尿中に排出される。

という事らしい

しかし、腎臓の働きが悪くなると、尿素のろ過がうまく出来ずに血中に残ってしまう。

結果、血液中の尿素(BUN)の値が高くなってしまうみたいだ。

BUNの値が高いと、急性または慢性の腎機能障害、腎盂腎炎などの疑いがあるらしい。

また心不全によって腎臓に血液が流れにくくなると、尿素のろ過が難しくなるとか。

「脱水になると尿素が吸収される」為にBUN値が上昇するとか、要因は様々あるようだ。

あと、タンパク質を大量に摂取するとBUNの値が上がる事もあるらしい。

反対にBUNの値が低い場合は、肝障害の可能性があるようだ。

肝硬変など肝臓に異常が出た場合、アンモニアから尿素に変換出来なくなって、結果、尿素が基準より低くなってしまうらしい。

また、妊娠や尿崩症(にょうほうしょう)、摂取たんぱく質の量が少ない場合などにも尿素が少ないこともあるそうだ。

Ca²⁺

カルシウム(イオン化カルシウム)(英:calcium)。体内の主要な陽イオンの一つ。

体内のカルシウムの99%が骨や歯に存在し、残りの1%は血液、心臓、細胞などに存在する。

骨や歯を形成する以外に

・心臓や筋肉の収縮

・血液の凝固

・神経伝達

・ホルモンの分泌

・酵素が正常に働くようにする

などの役割があるらしい。

もらった表によると、Ca²⁺は「上皮小体性疾患、腎障害、腫瘍などの指標」とあった。

上皮小体とは、副甲状腺ともいい、甲状腺に左右2つずつくっ付いているもの。

上皮小体が、血中Caを上昇させるPTH(上皮小体ホルモン)を、分泌させたり抑えたりしてCaのバランスを保っている。

しかしPTHの分泌量が過剰になり、Caの値があがってしまう事があるらしい(上皮小体亢進症)

また上皮小体だけでなく、腎臓や肺、卵巣のがん細胞が血中Caを上昇させるタンパク質を分泌、血中Caを上昇させるらしい。

その他、がん細胞が骨に転移して骨を破壊、血中にCaが流出する事もあるそうだ。

あと、CaやビタミンDを過剰に摂取すると血中Caの値が上昇したり、

運動不足で骨が弱くなり、血中にCaが流れ出てしまうとの事。

逆にCaの値が基準より低い場合、上皮小体機能低下症や腎機能障害、ビタミンD欠乏症(ビタミンD不足や日照不足)の疑いなどがあるらしい。

腎臓に異常があると、尿中のCaが増えたり、ビタミンDを活性化させる機能が衰えて吸収するCaが減ってしまう。

また、抗てんかん薬など、一部の薬の服用によってCaが低下する事もあるそうだ。

Caが少ないと骨粗鬆症だけでなく、痙攣やこわばり、錯乱、せん妄、抑うつ、記憶障害などの神経症状を引き起こす事があるようだ。

恐ろしい……

書いてたら長くなってしまった。

他の項目はまた後日調べてみよう。

この記事を読んで下さっている方へ。

自分のまとめ方が足りなかったり、読み違えがある可能性があります。

間違っている所があったらごめんなさい。

あくまでも私の覚え書なのです。

もしもパートナーの血液検査などで気になる事があったら、他のサイトでも調べてみてください。

以下に参考サイトを掲載します。

参考サイト

AMYLについて

アミラーゼの値が高いと想定される病気、数値の改善方法について医師が詳しく解説いたします。健康診断で数値が気になった方は参考にしてみましょう。

BUNについて

Ca²⁺について

体内でのカルシウムの役割の概要 -原因、症状、診断、および治療については、MSDマニュアル-家庭版のこちらをご覧ください。
FPC
高カルシウム血症(血液中のカルシウム濃度が高いこと) -原因、症状、診断、および治療については、MSDマニュアル-家庭版のこちらをご覧ください。
低カルシウム血症(血液中のカルシウム濃度が低いこと) -原因、症状、診断、および治療については、MSDマニュアル-家庭版のこちらをご覧ください。