え…慧春尼さんんん!?

ママハハから慧春尼さんの話を聞き、

とても男らしい方だったので興味を持った。

調べたところ、この本に慧春尼さんの事が書かれているらしい。

早速借りてみた↓

〈図1 2018年9月9日撮影〉

『禅門逸話選 上』禅文化研究所、昭和62年12月20日

慧春尼さんは室町時代の人で、開山者・了庵慧明の妹にあたる方。

30代で出家を志すが、美人な方だった為に、

兄である了庵に「修行の妨げになる」と止められてしまう。

そこで、慧春尼さんは火箸で自分の顔を焼いてしまう。

〈図2 2018年9月9日撮影〉

顔を焼く!?

個人的には結構、衝撃的であった。

その後剃髪して出家。

それでも慧春尼さんに言い寄る男の人はいたが、思わぬ行動ではねのける。

また、単身で円覚寺に赴く事になった時、

円覚寺の僧侶の行動に対して起点をきかせて対応。

…最期は自分で薪を積み、火定に入る。女性を救うために。

女性は仏教の思想では成仏できないらしい。

(一度男性に生まれ変わらないといけないそうだ)

すごい方だな…

そんな方の所に参拝させて頂いていたのか。

ちなみに、この本を借りたのが9月の事。

その後も何回か最乗寺には参拝させて頂いた。

12月9日、奥之院で慧春尼さんの漫画と解説が書かれている本を発見。

購入したので、今度その画像を投稿したいと思う。

また、『慧春尼考』(前田昌宏、ぱる出版、1988年)という本が近所の図書館にあるので、

機会があったら読んでみたい。

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