※2022年6月1日追記 ページ内リンクをつけてみました
前回の続き↓
前回に引き続き、血液検査の結果項目について調べてみる。
下の表を参考にした↓
今回はこの囲ってある項目について調べた。
「馴染みある項目だからすぐにかけるか」と思ってたら
予想より長くなった(汗)
(クリックすると移動出来ます)
・CHOL
・TRIG
CHOL
総コレステロール。検査項目だとTC(英:Total Cholesterol)ともいうみたいだ。
調べてみて「そもそも私はコレステロールの事を、正しく理解してないかもしれない」と感じた。
そこでコレステロールについて何となく確認してみた(知ってる方は飛ばしてください(汗))
コレステロール(Cholesterol)は脂質の一つ。中性脂肪とは別のもの。
「Chole(ギリシア語で胆汁)」「sterol(個体)」、人の胆石から発見されたらしい。
細胞膜や副腎皮質ホルモン、性ホルモン、胆汁酸の材料になるなど、私達が生きる為に必要だ。
血中総コレステロールの70~80%は肝臓から作られ、20~30%は食事で摂取される。
コレステロールは肝臓で合成され、血液を通って細胞や必要な部分に運ばれる。
その際に、脂質のコレステロールはそのままの状態では血液に溶けない為、「リポタンパク」という物質で出来たカプセルに包まれて血中を通る。
HDL(善玉)コレステロール・LDL(悪玉)コレステロールの、HDLとLDLは違う種類のリポタンパクのカプセルの事らしい。
(リポタンパクにも色々あるけれどそこまで書くと長くなる……)
LDLコレステロールはコレステロールを必要な部分に運んでくれる。
そして使われなかった余分なコレステロールは、HDLコレステロールが回収して肝臓に集め、再利用できるようにするらしい。
(コレステロールについて、終わりです)
総コレステロール値が基準内であったとしても、2つのコレステロールのバランスが崩れると病気の原因につながってしまう。
(犬も人も同じなので、他人事でない……)
LDL(悪玉)コレステロール
多い場合には血管の壁に入り込み、酸化して固まると血管がどんどん狭まってしまう(動脈硬化)。動脈硬化により虚血性心疾患や、脳梗塞などの危険が上がってしまう。
その他、高脂血症や糖尿病、ネフローゼ症候群の可能性にもつながる。
また甲状腺機能が低下する事で、コレステロールを胆汁酸に変える働きが悪くなり、コレステロールが高くなる事もあるようだ。
しかし少ない場合には、合成する肝臓に異常の疑いがあったり(肝硬変や劇症肝炎など)、
甲状腺機能亢進症によってコレステロールが減少する事もあるらしい。
またコレステロールを摂取する量が少ない場合も原因の一つに含まれる。
HDL(善玉)コレステロール
余分なコレステロールを回収してくれるHDLコレステロール。
少ない場合には、回収されず血管に溜まってしまう為に、動脈硬化が進んだり、虚血性心疾患や脳卒中、高脂血症などになる恐れがある。
ちなみに、LDLコレステロールが高くなる原因は、高コレステロール食品の摂取や運動不足、あと遺伝性の高コレステロール血症もあるようだ。
TRIG
中性脂肪(飽和脂肪酸)。トリグリセリド(英:triglyceride)
コレステロールと違うところは、運動する時や空腹時にはエネルギー源になるところ。
食事で摂取したエネルギーが使われなかった場合、肝臓で脂肪として貯蓄され、コレステロールと同様にリポタンパクのカプセルに包まれて血液中を流れる。
……食べ過ぎや合成した脂肪を使わない場合、肝臓や体に脂肪がたまり病気の危険につながる。
中性脂肪が高いと動脈硬化や高脂血症、糖尿病、ネフローゼ症候群、膵炎、甲状腺機能低下症の疑いが。
低い場合には肝臓病や甲状腺機能亢進症、アジソン病(副腎皮質機能低下症)などの副甲状腺機能不全の疑いがあるらしい。あと、摂取量が足りない可能性もある。
アイちゃん、コレステロールも中性脂肪も平気だったような……
(私は大学の時に「高脂血症」で注意を受けた(爆))
ママハハは「シュナウザーは高脂血症になりやすいかも」と、食事の脂肪分をかなり気を付けている(後々、肝臓・腎臓に異常が出やすいと分かった)
特に心臓が悪かったフ―ちゃんには徹底していた(必要な分は与えていたが)。
肉などの飽和脂肪酸より、魚やオリーブオイル・ココナツオイルなどの不飽和脂肪酸を与えていた。
知ってるつもりの項目が、調べる程に「???」な部分が出てきて長くなってしまった。
自分の覚え書だけど、なるべく正しくまとめてみたい。
自分の調べ方が足りなかったり、まとめ方が間違っていたらごめんなさい。
もし、パートナーの血液検査で気になる事があったら他のサイトでも調べてみてください。