今こそあの単語を! PART10

前回の続き↓

前回の続き↓ 前回はNH₃、PHOS、TBILについて調べた。 今回はこれらの項目について調べて...

今回はこれらの項目について調べてみた。この三つで最後だ↓

(クリックすると移動出来ます)

CL⁻

T4

Cort

・終わりに

参考サイト

CL⁻

塩素(英:Chlorine)。体内のミネラルの一つ。

体内の水分量を調節する役割を持つ。

CLが基準より高い場合、腎不全の疑いがあるか、嘔吐や下痢などによって体内の水分量が減少している可能性がある。

または塩分の摂りすぎによって、CLの値が上昇する事もある。

基準より低い場合、水分の過剰摂取や塩分不足の可能性があるか、または副腎皮質機能低下症の疑いがある。

副腎皮質から分泌されるホルモンの一つ、「アルドステロン」は腎臓に働きかけて、NaやClの量を調節したり、Kを排出させる役割があるらしい。

副腎皮質の機能が低下、アルドステロンが分泌出来なくなり、NaやClが排出され、減少する。

(アルドステロンは「ミネラルコルチコイド」の一つ。

副腎皮質機能低下症についてCortの参考サイトに載ってます。うまく説明出来ずすみません)

T4

総サイロキシン(英:Thyroxine)←チロキシンとも読むらしい

血中の甲状腺ホルモン。

脳の発達や、身体・臓器の成長、新陳代謝、脂肪や糖の燃焼、心臓の動きなどに関わっているらしい。

甲状腺に関わるホルモンには「T4」の他に、「T3」や「TSH」があり、それらの数値によって予想される病気が変わるらしい。

T4→ヨウ素が4個結合したもの。甲状腺で作られる。

T3→ヨウ素が3個結合したもの。甲状腺で作られるか、または肝臓や腎臓などに運ばれたT4がT3に変換される。各臓器に運ばれたT3は細胞核内にある甲状腺ホルモン受容体に結合、新陳代謝などを促すらしい。

TSH→甲状腺刺激ホルモン。脳下垂体で作られる。甲状腺を刺激して、甲状腺からのホルモン分泌を促したり、抑制したりして、バランスをとっている。

T4が基準より高い場合、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、甲状腺炎などの疑いがあるらしい。

バセドウ病の症状は動悸、手の震え、体重減少、発汗など。

T4が基準より低い場合、甲状腺機能低下症(橋本病)、甲状腺腫瘍などの疑いがあるらしい。

橋本病の症状は体重増加、脱毛、身体の冷えなど。

このサイトにT4などの数値ごとに予想できる病気の表が掲載されてる↓

東京都千代田区新御茶ノ水駅から徒歩2分のお茶の水甲状腺クリニックでは、内分泌(ホルモン)の病気(バセドウ病・橋本病・甲状腺がんなど)の診断・治療・手術を行っております。当院は日本甲状腺学会認定専門医施設で、採血や超音波検査の結果は当日お伝え、穿刺吸引細胞診は当日実施できます。院長はこれまで甲状腺・副甲状腺手術 5,00...

ちなみに、甲状腺の異常にも「甲状腺」自体に異常がある場合や、「下垂体」、「視床下部」に異常がある場合などがあるらしい。

T4やT3などについても分からない事ばかりなので、別の記事で改めてまとめてみたい。

Cort

コルチゾール(英:cortisol)。

副腎皮質から分泌されるグルココルチコイド(ステロイドホルモン)の一つ。

ストレスを感じた時に分泌されるので「ストレスホルモン」とも呼ばれる。

肝臓の糖新生、筋肉のエネルギー代謝、炎症や免疫抑制、交感神経の活発化、血管収縮などに関わっているらしい。

Cortの分泌の流れ

脳の視床下部から「CRH(副腎皮質刺激ホルモン分泌ホルモン)」出る

→CRHによって脳下垂体からの「ACHT(副腎皮質刺激ホルモン)」分泌が促進

→ACHTによって副腎皮質からCortが分泌される。

Cortが基準より高い場合、副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)の疑いがあるか、ストレス過多の可能性がある。

Cortが多くなると、白血球の活動力の低下、体重増加、顔面膨満(ムーンフェイス)、糖尿病、高血圧、脂質異常症、白内障、緑内障、筋肉量の低下、骨粗しょう症、うつなどに繋がる恐れがあるらしい。

Cortが基準より低い場合、副腎皮質機能低下症や、下垂体に異常がある可能性がある。

Cortが少ないと、だるさ、吐き気、嘔吐、体重減少、徐脈、低体温、虚弱などに繋がる恐れがあるらしい。

※「肝臓の糖新生」

グルコース以外のもの(ピルビン酸、アミノ酸、乳酸など)を分解して、グルコースを合成する事。

ストレスを感じると、筋肉も分解して糖に変換させるらしい。

終わりに

「今こそあの単語を!」シリーズはこれで最後だけれども、

書ききれなかった部分、逆に書きすぎてる部分があった気がする。

不明点などは別のブログで書きたいと思う。

「知識とは、より良く生きる為にある」と言うのを、ママハハは行動で教えてくれる。

それは資格の有無ではなくて、学んだ事ををどの様に使うかどうか。

けれども、私は学んだ事を応用出来てない事ばかりだ。

4年前、私はアイちゃんに、傷んだマグロを食べさせ、体調不良にさせた。

そればかりでなく、その1ヶ月後には、私が焚いてしまった蚊取り線香でより悪化させた。

結果、死なせてしまった。

アイちゃんの具合が悪かった時、調べていた血液検査の事も使えなかった。

マグロの事も、蚊取り線香の有毒物質の事も、ブログで調べる以前にも学校等で聞いてるはずだったのに忘れていた。

(事実、大学のレジュメを整理してたら、食中毒に関するものが発見され、自分でメモした部分もあった)

「より良く生きる為の知識」なのに、学んでも、使えなければなんなのだろう。

知識を覚えたところで、使えなくて、何が知識んだろう、とも思う。

正直、この記事を書いてた事実も後々忘れるかもしれない。

私は1日の事すら忘れてしまうから。

けれども、少しでも覚えてて、何かに繋げる事が出来ればと思う。

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました。

分かりにくい箇所や、資料の読み違えなどがあったら、ごめんなさい。

もしも疑問等があったら、以下の参考サイトや、他サイトでも調べてみてください。

参考サイト↓

CLについて

ナトリウムと共に水分保持や浸透圧調整に必要な電解質です。

T4について

>>>犬の甲状腺機能低下症とは? 甲状腺は喉のやや下の左右にあり、甲状腺ホルモンなどを分泌する腺組織です。小さな組織ではありますが、人を含めた動物が生存するために必要な代謝をつかさどる甲状腺ホルモンを分泌し続けることで、 … 甲状腺機能低下症 もっと読む »

Cortについて

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アジソン病-病因、病理生理学、症状、徴候、診断および予後についてはMSDマニュアル-プロフェッショナル版へ。

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