社交辞令が分からない

〈図1 2017年12月17日撮影 アイ「アイには嘘も建前もお見通しだよ(キリっ)!よこしな!」 イオ「すみません。本当にお菓子も何も持っておりません…(汗)」〉

発達障害を持つ方の多くは、社交辞令が分からない、

とかつてママハハから聞いた事がある。

確かにそうだと思う。

何故なら、私もそうだから。

他人は私の事を「そんなことないよ~」「大丈夫だよ~」

とか言いつつ影で本音を言っていたりする。

「相手は社交辞令を言っているだけだから、本気にしない方がいい。

”相手の言う事は嘘だ”と思って対応する方がいい」

という様な事をママハハに言われた。

私は小学校・中学校ではほとんど人と話したことがない。

高校に入って、やっと「会話」というものをやり始めた。

そこで、ママハハが言っていた事と、相手の「社交辞令」の、

どちらが本当で、どちらが嘘なのか分からなくなり、混乱してしまった。

相手の言っていることが理解出来ずに疲れてしまって、

「嘘なら社交辞令なんて言わなければいいではないか」と思った事がある。

しかし、「社交辞令」とは人間関係をまとめる為には必要なことであると、

後々になって気が付くようになった。

…結局は自分が気が付くしかないと思う。

自分が他者とうまく付き合う為には、コミュニケーションの方法を、

自分で覚えて、自分で身につけるしかないと思う。

幸いにも、今はママハハが教えて下さるけれど、

大抵はそんなの誰も教えてくれない…

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